福井旅行に行ったら吐きそうになった話
誤解しないで欲しいのが福井県が原因で吐き気を模様したわけではないということです。
それでは福井旅行の話を。
大学1年生の春休みということで、どこか旅行に行こうと思って恐竜博物館をメインに福井県に行ってきました。
ついでに白山平泉寺に行って温泉にも入れればいいなと。
福井県までは高速バスで2時間30分ぐらいかかりました。
そしてJR福井駅のバス停で降りるとまずは恐竜博物館の観覧料とえちぜん鉄道1日フリーきっぷと勝山市内のバスが1日乗り放題のチケットを買いました。
こんなにも特典がついて1810円ならお得ですよね(大学生と高校生の料金)
そこからえちぜん鉄道の勝山永平寺線に乗って勝山駅に到着しました。
予定では先に恐竜博物館に行った後に白山平泉寺に行く予定だったのですが、この日は空模様が怪しくて15時ごろから雷が鳴るとの予報だったのではじめに白山平泉寺の方に行くことにしました。
なので勝山駅から出ているコミュニティバスに乗って白山平泉寺へ向かいました。
予定では10分ぐらいで着くらしいのですがコミュニティバスとだけあって地元の人を乗せたり、その人たちを家の近くで降ろしたりしていたので結局20分ちょっとかかりました。
途中でこれ本当に白山平泉寺につくのかと不安になってGoogleマップでバスの走ってるルートを見ていたのは内緒ですが。
そんなこんなで白山平泉寺に着きました。
白山平泉寺は泰澄によって開かれ、その土地一帯は戦国時代に8000人もの僧兵がいて当時の日本では最大規模の宗教都市だったそうです。
この写真は白山平泉寺の第一の鳥居です。写真では伝わりづらいですが迫力がありました。
道中はこんな感じです。
左右に苔があり、背の高い杉の木が生えているのでとても落ち着くような空間でした。
よく見てみると違う種類の苔が生えているような気がしました。
あまり詳しくないので正確かどうかはわかりませんが、生えてる苔の多くはヒノキゴケだそうです。
少し進むと左手に御手洗池が見えてきました。
池から女神が出てきて落し物を尋ねられてもおかしくないぐらい神秘的な池でした。
実際に泰澄が白山の道中でこの泉を発見したときに女神が現れてお告げを受けたそうです。
御手洗池は平泉寺の由来になったと言われている池で今でも水が湧き出ています。
白山平泉寺は別名「苔寺」とも呼ばれるぐらい苔が辺り一面に広がっていて綺麗なんですよね。
そしてこのまま歩いて拝殿に行き、拝んで帰りました。
白山平泉寺と言えば去年の12月ごろに何者かによって苔が持ち去られる事件がニュースで報道されていました。
今はどうなっているのかなと思ったのですが、そのような跡は見つかりませんでした。
白山平泉寺の後は恐竜博物館に行く予定だったのでいったん勝山駅まで戻ることにしたのですが次に来るバスが16時30分ぐらい(このときの時刻は14時ぐらい)だったので歩いて戻ることにしました。
その距離6キロ。
そして戻る道は基本的に山道。
昼食を取っていないせいで少し頭が痛い。
こんな状況でした。正直タクシーを呼んでも良かったのですがそのときは別に時間に追われているわけではなく、せっかくならチケットの利用範囲だけで済ませたい感じがあったので歩きを選択しました。
6キロって歩いてみると結構長いのかなとか思っていたのですが見慣れない景色を歩いていたので長く感じませんでした。
そして勝山駅から恐竜博物館にバスで行ったのですがこの時点で結構気分が悪かったんですよね。
バスの中でもう吐くわと思ってビニール袋を取り出したぐらいですから。
なんやかんや耐えて着きました。
昼食を抜いたせいで頭がまったく働かず、展示の文章を読む元気もありませんでした。
本当だったら2時間ぐらい滞在してじっくり見て回りたかったのですがサーーーっと見て30分ぐらいでほとんどの展示を回ってしまいました。
そんな状態でしたが、博物館の地下から階段を登って上に行くと巨大な恐竜のモニュメントがお出迎えしてくれたのでこのときは疲れを忘れて鑑賞しました。
迫力が半端無いっす・・・。
まぁそれでも脳みそは正直なので頭痛は治らないんですけどね。
この後すぐにお土産屋さんに行ってお菓子を買って食べました。
お菓子を食べたら吐き気だったり頭痛が和らいでいったのでやっぱり食事は大事だなと痛感しました。
ですが、大学生の長い休みを利用して友達と旅行に行けて楽しかったので少し予想外のトラブルはありましたがそれも旅行ならではのことだと考えるとまぁいっかって。
今回はあまり体調が良く無い状態で恐竜博物館を鑑賞してしまったので、今度福井に行くときはしっかりと食事を取って東尋坊やあらわ温泉に行ってみたいなと。