ビットコインと仮想通貨の仕組みとこれから
最近少し経済やお金のことを学ぶのにハマっているfindです。
この前はお金2.0という本を読んだのですが今回はビットコインや仮想通貨の基本的な用語や仕組みをさらっておきたいなと思って「マンガでわかるビットコインと仮想通貨」を読んでみました。
まだ「お金2.0から学んだこと」を読んでいない方はぜひこちらから読んで下さい。
- PART1 ビットコインって何?
- PART2 ビットコインって儲かるの?
- PART3 仮想通貨の元、ブロックチェーンとは?
- PART4 仮想通貨が生む新たなサービスとは?
- PART5 未来のお金はどうなっている?
- 読んだ感想
PART1 ビットコインって何?
このパートではビットコインや仮想通貨とは一体どんな種類があってどんな仕組みで成り立っているのかが解説されています。
ビットコインは取引所に預けられていて取引所によって安全性が異なる。金融庁に登録された取引所を選ぶようにする。
取引所のセキュリティ機能としてコールドウォレットやマルチシグがある。
コールドウォレットはオフラインでビットコインを保存するのでネットワークからコインを奪われる心配がない。
マルチシグは複数人の承認がないとアクセスできない仕組み。
アルトコインはビットコインを改善することで生まれ、イーサリアムやリップルなどがある。
PART2 ビットコインって儲かるの?
このパートではどのように取引すれば儲かるかが簡単に書いてあります。
もうすでに株などをやっている人からしたら味気ないでしょう。
PART3 仮想通貨の元、ブロックチェーンとは?
このパートでは、ブロックチェーンとは一体何なのか、ということやそれを利用した今後の展開が書かれています。
このパートで登場する大石哲之さんは結婚のプロポーズをブロックチェーンに書き込んで行ったそうです。
うーん、それって何も知らない人に通じるんですかね•••
ブロックチェーンとは取引した記録を10分ごとにブロックとしてまとめて、また10分してブロックになったものを前のブロックと繋げてチェーンのようにするという方法です。
ブロックチェーンは管理者がいないので危険かと思われそうですけど、上手いこと出来ていて実は安全性は高いんですね。
不特定多数の人が取引の記録を閲覧できるのがポイントでしょうか。
PART4 仮想通貨が生む新たなサービスとは?
ビットコインを送るときは銀行を介さないので手数料が安く済むのが良いですね。
ICO(Initial Coin Offering)は企業や個人が資金調達のために発行できる株みたいなものです。
株と大きく違うのは取引所の審査が不要なところです。
それによって資金調達のハードルが下がります。
ビットコインは良いことばかりかと言えば、必ずしもそうとは言えないので各国の対応が異なります。
中国や韓国ではICOを詐欺目的で使わないために禁止してます。
日本ではビットコインを円に換算したときにでた利益は雑所得として扱われます。
副業なんかも雑所得に入りますね。
PART5 未来のお金はどうなっている?
ビットコインによってマイクロペイント(少数決済)が広がると予想されます。
ビットコインの利点である取引費用を安く抑えることで自分に必要な部分だけを買えるようになります。
それでは、このマイクロペイントを実現させるには具体的にどんなことができるようになれば良いのでしょうか?
それはブロックチェーンでの処理を早く行うことです。
ライトニングネットワークというチェーン外で処理を行う過程によってブロックチェーンでのデータのやり取りがよりスムーズになります。
この他にもスマートコントラクトという第三者がいなくても契約を管理•実行できるようになります。
お互いを信頼するための従来のハンコを押したりする契約から変わるのです。
このようにビットコインは円やドルのようなお金の役割も持ちつつ、その基盤にあるブロックチェーンでさらに色々なことができそうっていう感じです!
読んだ感想
ビットコインや仮想通貨という一見難しそうなことも必要最低限は知っておきたい内容に絞って解説しているというイメージでした。
とても分かりやすく、マンガも各パートの最初に付いているので読みやすいと思います。
こういう入門書的な本のメリットは最低限の知識を入れておいてさらに興味がわけばその入れた知識を頼りに調べていけることだと思います。
別にさらに調べなくても良くまとまっているのでそこで完結させても全然大丈夫なところが良いですね。
興味があればぜひ読んでみてください
ちなみにですが、僕はまだビットコインを使って投資をしようとは思ってません。
本書にも書いてある通り、リスクが大きいですし、他にも使えるスキルが身に付くとは思えないからです。
まぁいつか余裕が出てきたらやるのもアリかなぁぐらいにしか考えてません。